エルレーン「てちゃあくん、ねえ、しよ…?」
鉄也「し…しかし、ッ、」
エルレーン「ねえ、私が相手だったら、いや…?」
鉄也「い、嫌とか、そういうわけじゃないが!」
エルレーン「私のこと、嫌い?…私は、てちゃあくんがいいのに…」
鉄也「う…け、けれど、リョウ君たちはどうするんだ?!」
エルレーン「リョウたちは、今はかんけーないの…ね、てちゃあくん、…私と、しよぉ?」
鉄也「…〜〜ッッ?!」



甲児「て、鉄也さんーーーーーーーーーーッ?!」
エルレーン「うふふ…ごめんなさい。…ちょっと、やりすぎちゃった」
甲児「や、やりすぎちゃったじゃねーだろッ!鉄也さん動かなくなってるじゃねえかッ!」
エルレーン「てへぇ☆」
甲児「鉄也さんも鉄也さんだよ、エルレーンと格闘技で勝負するなんて無茶だよッ!
あしゅら「ふーやれやれ」
ブロッケン「ふん、またぷらぷらと東京のデパートにでも行っておったのか。この暇人め」
あしゅら「おいブロッケン!お前の友達が売ってたから買ってきてやったぞ」
ブロッケン「…友達?」

http://www5.plala.or.jp/bigfire/hakaba/work/work02/g_brokeng9.htm

ブロッケン「…」


ブロッケン「喰らえハンマーGクラッシューーーーッッ!!」
あしゅら「ギャアアーーーーーーーーーーーッス!!」

あしゅら「ふーやれやれ」
ブロッケン「ふん、またぷらぷらと東京のデパートにでも行っておったのか。この暇人め」
あしゅら「おいブロッケン!お前の友達が売ってたから買ってきてやったぞ」
ブロッケン「…友達?」

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/lifestyle/385685

ブロッケン(…こいつ…これで何が言いたいんだろう…)
エルレーン「…ふう…なあんにも、やる気起きないのぉ…」
リョウ「ほらほら!そんな風にだらだらしてたらいつまでたってもやる気なんて出ないぞッ!」
エルレーン「…だってぇ」
リョウ「『だってぇ』じゃない!ほら立つ!それで最初はこの部屋の片づけからッ!自分で散らかしたものは自分でお片づけするのッ!」
エルレーン「うー…」
リョウ「『うー』じゃない!ちゃんと片付けないなら捨てちゃいますよッ!

エルレーン(くすん…何だか最近のリョウ、ルーガみたいになってきたのぉ)

ベンケイ「いや、はっきりいって『おばさん』だろ」

♪あった〜らし〜い〜あ〜さがっきったっ
き〜ぼ〜うの〜あ〜さ〜〜〜〜だ
よ〜ろこ〜びにむねをひ〜らけっあ〜おぞ〜らあ〜お〜げ〜〜〜


Dr.ヘルの朝は早い。
6時には起床し、ジャーヂに着替え
NHKラジオ第一放送の「ラジオ体操」の時間には、
地獄城の城壁に立っている。

悲劇的なのは、宿直の鉄仮面・鉄十字兵だ。
その場に居合わせたものは、否応もなくラジオ体操につき合わされるのだ。


ヘル「♪ら〜じお〜の〜こ〜えに〜す〜こや〜かなむ〜ねを〜♪」

鉄仮面「…」
ヘル「コラ、貴様も大きな声で歌わんか!」
鉄仮面「さ、サー・イエッサー!」
ヘル「♪こぉのか〜お〜るか〜ぜ〜にひら〜けよ〜」
鉄仮面「♪そぉれいっちぃにっいぃさぁ〜〜〜〜〜ん♪(内心血涙)
あしゅら「そう言えば、Dr.ヘルのテーマソングは実際にあるのだよな
ブロッケン「ああ、あの歌だな」

♪俺は悪の帝王〜 ドクター・ヘ〜ル〜
 海を焼け〜 あ〜しゅら〜
 大地を引き裂けあしゅ〜ら〜♪



あしゅら「いや無理だって」

ブロッケン「その他、鉄仮面にも『海を焼け』だの『大地を引き裂け』だの言ってる(2番)な。
どう考えても無理だろう
あしゅら「まあ、機械獣にもそう言ってる(3番)のは妥当だがな」
ブロッケン「どっちにせよ…結局自分では戦わず、人を使ってやらせるあの御仁らしい歌だよな
あしゅら「…本当に」
ブロッケン「あしゅら、我輩もインターネットで見つけたぞ」
あしゅら「何をだ?」
ブロッケン「お前の歌だ
あしゅら「…何?」
ブロッケン「こういう奴だ(スイッチオン!)」

♪リ〜ングにからまる蜘蛛の糸
 な〜がれる怪しい笑い声
 た〜たかい好みの鬼の神
 その名は〜 ア〜シュラ
 oh〜 ア〜シュラマン〜♪


あしゅら「…」

♪最初は〜 笑い〜
 お次は〜 冷血〜
 最後に〜 い〜かり〜
 あしゅ〜ら三面
 かお〜が変わればお前に地獄が近づくぜ〜
 (近づくぜ〜)♪


あしゅら「惜しい!私は顔が二つしかないぞ!
ブロッケン「えっツッコミどころが違うだろうそれ!

参考URL:http://sendai.cool.ne.jp/miyuki23/anison/anison%20KIN.htm
あしゅら「ブロッケン、『いんたあねと』を探っていたら、面白いモノを見つけたぞ」
ブロッケン「…それを言うなら『インターネット』だろう。…何だ?」
あしゅら「お前の歌だ
ブロッケン「…はあ?」
あしゅら「こういう奴だ(スイッチオン!)」


♪ハ〜イル ブロッケ〜ン! 残虐ファイトで〜
 ハ〜イル ブロッケ〜ン! とどめをさすぜ〜
 ハ〜イル ブロッケ〜ン! 今夜は特別ぅ〜
 おまえの暖かい 血がに〜くい〜♪


ブロッケン「…」
あしゅら「案外有名人だったのだな、お前!」
ブロッケン「…いや、これは…ブロッケン違いだろう明らかに」

参考URL:http://www1.plala.or.jp/athena/text/niku/niku03.htm
鉄仮面A「今日はバレンタインだな」
鉄十字B「俺仕事終わったらすぐ部屋こもるよ
鉄仮面A「そうだな、巻き込まれちゃたまらないものな」
鉄十字B「まったく、ヘル様のこの日の荒れ具合といったら、とんでもねぇもんな」
鉄仮面A「今までの人生で一回も縁なかったもんだから、ひがんでんだろ
鉄十字B「しいっ声でっかいって!聞かれたら即殺されるぞ!」
鉄仮面A「そういや、おたくんところのボスもこの日は機嫌悪いんだよな」
鉄十字B「あー、機嫌悪いっつーか…何か、昔を思い出してナーバスになるらしくて。
一人で欝っぽくなってる
鉄仮面A「昔の女でも思い出して、か?それも難儀だよな」
鉄十字B「お前んところのボスだけだよな、この日明るいの」
鉄仮面A「おお…さすが夫婦二人が合体して一人になってるだけある、
愛とかには事欠かないからへいちゃらなんだろう
鉄十字B「今日も何しにいったって?」
鉄仮面A「東京の有名なショコラティエの店にチョコ買いに行った。自分用の
鉄十字B「うわずっるー!」
鉄仮面A「…まあ、そういう人だしあの人」
鉄十字B「…いいよな、ある意味平和で
エルレーン「ブライトさ〜ん!」
ブライト「ん、何かな、エルレーン君?」
エルレーン「あのねー、今日はねー、『ばれんたいん』?って言う日なんだって。
お世話になった人にチョコレートあげる日なんだって」
ブライト「ああ、そういえば…」
エルレーン「だからね、だからね!…いっつもがんばってるブライトさんに!これっ、チョコレートなのー!」
ブライト「え、ええッ?!わ、私に?!いいのか、エルレーン君?!」
エルレーン「うんっ!」
ブライト「うう…ぐすん、それではありがたくいただくとするか(がさがさ)…」

間。

ブライト「(凍結)」
エルレーン「あのね?本見て、いっしょけんめい、作ったのぉ…」
ブライト「そ、そ、そ、そ、そうなのか、は、はは…」


コマンド:どうする?
コマンド:しらべる チョコ
「チョコレートなのに なにやらあやしげにみどりがかっているようだ」
「チョコレートなのに なにやらあやしげなようきをかんじるようだ」
「チョコレートなのに なにやらあやしげなこんちゅうのあしがつきでているようだ」

コマンド:どうする?

コマンド:どうする?

コマンド:どうする?



ブライト「…」
エルレーン「(にこにこ)」
ブライト「…」
エルレーン「(にこにこにこ)」
ブライト「…」
エルレーン「(にこにこにこにこ)」

ブライト「…」

ブライト「…ブライト、行きまーーーーーす(漢気)!!」

リョウ「ブライトさんが急病らしいぞ!」
ハヤト「えっ何でまたこんな急に?!」
ハヤト「いいか、お前ら…お前らは、大事なことを忘れているぜ」
鉄也「…」
エルレーン「…」
ハヤト「何よりも、大切なのは…『愛』なんだッッ!!
鉄也「…?!」
エルレーン「え…?!」
ハヤト「ボインちゃんだろうが、美(微)乳だろうが…関係ない。
何故なら、その中に詰まっているのは…『愛』だからだッ!
鉄也「…!」
ハヤト「『愛』に大きい小さいの差があるか?!
ましてや、尊い尊くないの差など、どうやってつけられるっていうんだッ?!
違うだろう!…そんなこと、争うべきことじゃないッ!」
エルレーン「…」
ハヤト「わかるか、二人とも!ボインはこころのふるさと、『愛』の住まう場所!
その見た目の好みでケンカするなんて…間違っているんだッッ!!」
鉄也「…!」
エルレーン「…!」
ハヤト「…わかったか、鉄也、エルレーン…」
鉄也「…ああ…俺たちは、見た目だけにかかずらって、」
エルレーン「だいじなことを、忘れてたの…」
鉄也「すまなかった、エルレーン君」
エルレーン「ううん、私のほうこそ…」
ハヤト「そうだ、二人とも…ボインのことでケンカするなんて、恥ずかしいことだぜ」
鉄也「ああ。大きかろうと、小さかろうと…」
エルレーン「ぼいんは、『愛』のつまったモノだもん…!」

ベンケイ「ううッ…な、なんて感動的なんだ、俺泣けてきちゃったよ…!」
リョウ「いや、これで泣けるお前の精神のほうに俺はむしろ感動だよ正直」
ハヤト「やめないかッ、二人ともッ!」
鉄也「!」
エルレーン「…ハヤト君!」
鉄也「ほほう…しゃしゃり出てきたか、このボインちゃん好きの帝王が!」
ハヤト「…」
エルレーン「ハヤト君ッ!このわからずやのてちゃあくんにびしぃっと言ってあげてよッ!」
ハヤト「…」
鉄也「…どうした?何故黙っている?!」
エルレーン「さあ、ハヤト君…!」

ハヤト「…違う…」
鉄也「…?」
エルレーン「…?」
ハヤト「(くわっっ!!)お前たちは、間違っているッッ!!
鉄也「?!」
エルレーン「?!」

(続く)
エルレーン「…鉄也君。いいのこすことがあったら、今のうちに聞いておくの」
鉄也「…」
エルレーン「…ふぅん、さっきみかちゃんを馬鹿にしたこと、やぁっと後悔してるの?」
鉄也「…いいや!」
エルレーン「!」

鉄也「やたらデカいだけの胸に何の魅力がある?!
なんでもデカけりゃいいってもんじゃないッ!
だから、あれは…いくら撃っても所詮機械獣を倒せない、ダイアナンミサイルみたいなもの…いや、それ以下だぜ!」
エルレーン「…〜〜ッッ!!」
鉄也「やはり、ほどよい大きさが一番なんだ!
中庸って言葉を知らんのかッ!
エルレーン「よ、よくもぉっ…またぁ、また言ったなああああッ!!」
鉄也「言ったがどうした!」
エルレーン「ぼいんちゃんの悪口をいう人は、私が許さないんだからぁッ!」
鉄也「…このぉッ、狂信者がァッ!!

(…続く)
甲児「や、やめるんだ、エルレーン!こんなことしたって、何になるって言うんだ?!」
豹馬「そうだぜ!これじゃあ、鉄也の野郎が死んじまうぞッ!」
エルレーン「…うるさいの。関係ない人は、だまっててなの」
鉄也「…」

ベンケイ「!…あ、り、リョウッ!」
リョウ「い、一体どうしたっていうんだッ?!
ど、どうして、エルレーンが鉄也君を…」
ベンケイ「そ、それが…
鉄也の奴が、かのぉみかの胸なんてダイアナンミサイル以下だなんていう暴言を吐きやがったもんだから!
それを聞いたエルレーンがブチキレちまって!
そ、それで、あいつ…て、鉄也を、ボコボコに…!」
リョウ「な…ッ?!て、鉄也君…なんて命知らずな真似をッ!!

エルレーン「…」
鉄也「…」

(続く)
あしゅら「失礼します、Dr.ヘル…」
ヘル「?!…あ、あしゅらッ?!」
あしゅら「!…ヘル様ッ、またカルビーポテトチップスを買い喰いですかッ?!
ヘル「い、いやその、あのぅ…」
あしゅら「塩分の取りすぎになりますからダメだとあれほど私が申し上げましたのに!
高血圧で死にたいんですかッ?!
ヘル「ああッ!ご、後生じゃ、あしゅら!返してくれぇ〜!
今、ご当地自慢シリーズなんじゃ!頼む〜ッ!!

ブロッケン(…もう嫌だ、こんな上司と同僚<十回目>…)
あしゅら「失礼します、Dr.ヘル…」
ヘル「?!…あ、あしゅらッ?!」
あしゅら「!…ヘル様ッ、また「さやえんどう」スナックを買い喰いですかッ?!
ヘル「い、いやその、あのぅ…」
あしゅら「塩分の取りすぎになりますからダメだとあれほど私が申し上げましたのに!
脳梗塞で死にたいんですかッ?!
ヘル「ああッ!ご、後生じゃ、あしゅら!返してくれぇ〜!」

ブロッケン(…もう嫌だ、こんな上司と同僚<九回目>…)

bookmark/4

2005年1月23日 時間管理法
エルレーン「何さ、てちゃあくんの馬鹿、馬鹿、馬鹿ァッ!」
鉄也「くっそぉぉ、『馬鹿』しか言葉を知らないのか、ぱっぱらぱー娘ッ!」
エルレーン「きーッ、なのお!てちゃあくんなんて、こうしてやるうぅ!!」
鉄也「?!…ちっくしょう、そっちがこうならこっちはこうだァッ!」
エルレーン「うにゃー!しゃー!ふーーーーーーーーーッ!」
鉄也「うがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」

ベンケイ「いいい、一体どうしたの、あの二人?!」
ハヤト「ああ、何でも…鉄也のとっておいた鳩サブレーを、エルレーンがこの間の仕返しに喰っちまったらしい。
鉄也もキレちまってな…それで」
ベンケイ「うわあすっげえ低レベルな争い、聞いて損したー(二回目)」
エルレーン「何さ、てちゃあくんの馬鹿、馬鹿、馬鹿ァッ!」
鉄也「くっそぉぉ、『馬鹿』しか言葉を知らないのか、ぱっぱらぱー娘ッ!」
エルレーン「きーッ、なのお!てちゃあくんなんて、こうしてやるうぅ!!」
鉄也「?!…ちっくしょう、そっちがこうならこっちはこうだァッ!」
エルレーン「うにゃー!しゃー!ふーーーーーーーーーッ!」
鉄也「うがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」

ベンケイ「いいい、一体どうしたの、あの二人?!」
ハヤト「ああ、何でも…鉄也が間違ってエルレーンのプリンを喰っちまったらしくて。
で、謝ってもなかなかエルレーンが許さなかったもんだからさ、鉄也も逆ギレして。…それで」
ベンケイ「うわあすっげえ低レベルな争い、聞いて損したー」
エルレーン「ねえねえ、リョーウ」
リョウ「何だい、エルレーン?」
エルレーン「あのねぇ、あのね…私、買ってほしい本があるのぉ」
リョウ「本?…ふふ、一体何の本だい?」
エルレーン「あのね〜、『ふぁびゅらすまっくす』!」
リョウ「?…『ふぁびゅら』…?」

注:http://shop.ponycanyon.co.jp/kano_sisters/

エルレーン「私には、あの夢は無理だったけど…でも、でも!この本があったらねー、いつでもそれが見られるの。だからほしいの、ねえ本買って、リョウ?」
リョウ「???」

ハヤト「…!」
ベンケイ「え、エルレーン…!」
ハヤト「な、何て…」
ベンケイ「何て可哀想なんだ…!お、俺、泣けてきちゃったよ…」
ハヤト「ああ、俺もだ…!」

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